Sefl Ork Blog 制作講座

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2024/11/21 (Thu)

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2013/12/09 (Mon) 制作講座

遅くなってしまいましたが12.7cm連装砲と魚雷発射管＆魚雷セット制作講座です。
まずは必要工具一式。必須としている工具さえあれば組み立ては出来るかと思います。
ただあると便利なのは光硬化パテと彫刻刀でしょうか。後はヤスリ一式。
ドリルは3.2Φを含む鉄鋼用ドリルセットをホームセンター等で入手可能です。
模型店で一本ずつ買うよりお得ですし、0.3〜1.5Φの小型ドリルもセット品がお得です。
ピンバイスに一個カバーが付いてますが滑り止め用にシャーペンのグリップを付けただけです。
複数あるのも「どこいったっけ？」と見つかる前に買い直して増えていった感じです…。

次にニッパーやカッター、及びセラミックカンナ等でランナー切除とバリ取りを行いましょう。
魚雷の先端部はスポンジヤスリを使うとうまく丸まってくれると思います。
なお、グリップの接続部と魚雷は3.2Φです。3Φではありません。
連装砲の接続用の穴が浅い場合は3.2Φで深くして下さい。

つづきはこちら

発射管カバーの内側のバリはカッターだと綺麗に取りにくいのでここで彫刻刀が役立ちます。
彫刻刀は小中学校で買ったものが残ってると便利ですね。
カバーに穴を開ける際はゆっくり行って下さい。接続用の筒部分ははめ込むと見えなくなるのですが綺麗に開口しないと接続部が汚くなります。
本体に穴を開ける前に中心に印を付けておくとずれにくいです。また、最初は下のように細いドリル（画像は1.5Φ）で下穴を開けるとベター。この際後部発射管に平行に穴を開けましょう。下にずれると最悪本体の底に穴が開いてしまいます。

発射管とカバーの接続部は4Φドリルで行って下さい。4Φはピンバイスが使えないので手持ちになりますが、そこまで深く開けないので難しくはありません。なお、ずれ防止に一番右のカバーだけ筒が長いので、それに合わせて右側だけ深くしましょう。
次に3Φか3.2Φドリルで穴を開けますが、後部発射管に行かない程度の位置で止められるようにマスキングテープ等で印を付けると事故を防げます。3Φで先に穴を広げるのもより綺麗に穴を開けるためです。後は魚雷を挿入しながら棒ヤスリで穴を広げましょう。魚雷は羽に個体差があるのでスムーズに入らないものは羽を削って下さい。棒ヤスリがない場合は3.2Φドリルで穴をこじるのも手です。カバーは本体の穴を調整後に流し込み瞬間接着剤で接着し、さらに穴を調整して下さい。魚雷自体に塗装することを考えると、塗膜分を踏まえてゆるく入るぐらいにした方がいいです。

次に軸の太らせ方です。瞬着や木工ボンド等を穴や軸部分に塗ります。これだけ。
瞬着は塗装前、木工ボンドは塗装後のイメージですね。
連装砲の砲身はあんまりきつくすると塗装した際に動かなくなる上、最悪無理に動かすと砲身が折れます。ほどほどにしましょう。

手流し成型なので特に連装砲の通風筒と窓蓋の気泡が目立ってるかと思います。すいません…。
真空成型使えるとこの心配はないんでしょうがまだ導入出来そうにありません…。
で、この気泡の埋め方ですが、タミヤの光硬化パテが手っ取り早いです。周りの照明は最低限にした状態で爪楊枝等で気泡部分に詰めます。後は蛍光灯に当てて硬化させればいいんですが、スジボリ堂の紫外線LEDライトがあると5〜10秒で固まるので大変便利です。
右側は硬化後にヤスリをかけた状態です。ね？簡単でしょ？
まあカラーレジンだとこの方法塗装しない限り使えませんが…。

最後のグリップBの作り方です。Aはバリ取りと気泡埋めで終わるので割愛します。
まずは穴の中心に印を付けて（写真では十字の印）小さめのドリルで下穴を開けます。この時両側を同時に開口するようにドリルを通すと軸のグリップがずれません。薄いパーツなので少しずつドリルの径を太くしながら最後に3Φで仕上げましょう。グリップの棒も3Φですが、きつすぎる場合は穴を少しずつ広げてみて下さい。最後にグリップの棒を穴に通した状態で少し長めに切断です。短いとすっぽ抜けしやすいです。切断後、切断面にカッター等でマイナスモールドを入れたりすると格好いいかも。